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【広報取材】きな粉スペシャリストが指南 大豆消費を広めよう

新磯地区で酒販売店「豊国屋」を営み、津久井在来大豆の加工品を開発・販売する岡本政廣さんは3月16日、同店で「きなこワークショップ」を開きました。地域住民ら17人が参加。
YouTubeやインスタグラム、Ⅹ(旧ツイッター)などSNS上で「きなこスペシャリスト」として活躍するSEIKOさんを講師に招き、同大豆やきな粉の魅力を伝えました。
SEIKOさんは自身の健康に向き合うため、きな粉の味やその奥深さの魅力に引き込まれ、これまで全国750種類以上のきな粉を食べてきました。その経験から2020年夏から「きな粉スペシャリスト」として活動を始め、現在は講演会やテレビ、イベント出演を通じてきな粉を取り入れたレシピ開発や健康作りを伝えています。
ワークショップでは、初めに講師がきな粉の特徴や含まれる成分、体に与える好影響、津久井在来大豆のプロフィールなどを紹介。全国8種類の国産大豆のきな粉を食べ比べして、津久井在来大豆のきな粉を当てる「利ききな粉」をしました。参加者は甘味の強く、こくがある津久井在来大豆の特徴を確かめた後に他の大豆を比較し、「深煎りで色が赤い」「甘味が強い」などそれぞれの味や色、粉の細やかさの違いをメモしていました。
続いて、煎り大豆を砂糖や醤油などのたれで絡め、きな粉をまぶした「きなこまめ」と、炊いた白米に砂糖と塩をまぶしたきな粉を振りかけた「きなこごはん」を作り、全員で舌鼓を打ちました。講師は「きな粉単体では摂取しにくいが、簡単レシピを活用して体調を整えよう」と強調しました。
最後に「きなこごはん」をモチーフにした作詞・作曲した『きなこごはん パラ!パラ!』の振り付けを参加者全員で踊り、笑顔で楽しむ様子を撮影。 SEIKOさんは「もっと多くの人に津久井在来大豆をはじめとした国産大豆の魅力を発信し、消費拡大に貢献していきたい」と話しました。