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【広報取材】イチゴ栽培へ向けて情報交換

イチゴの栽培方法について話し合う部会員

 相模原市園芸連絡協議会いちご部会、愛称「さがみはらいちご倶楽部(くらぶ)」は12月12日、今季のオープンに向けて部会員の定期圃場巡回をしました。部会員や同市農政課、神奈川県農業技術センター、JA営農センター職員ら約20人が参加。

 同部会は部会員の安全・安心で品質の高いイチゴ栽培などを目的に活動し、正会員6人が所属しています。巡回はイチゴの本格シーズン中の約半年間、毎月行っています。

 巡回は、部会員の栽培技術向上が目的で部会員6軒の圃場を訪問し、摘果状況やハウス内の温度設定、園の施設などを観察。「株間の間隔はどのくらいか」「二酸化炭素濃度は」など、各戸の栽培状況を確認し、会員同士、水やりの頻度や自身の栽培方法と比較しました。部会員が新たに導入した品種について、栽培のこつや香り・味、来園者の評判などを詳しく聞きとり、今後の導入に向けた検討材料を集めていました。

 巡回後、農業技術センター職員が「どの圃場も良好に生育しており、花芽も出てきているため順調に生育している姿が見受けられた」「ハダニ類は確認されているため、継続して防除を心がけて欲しい」などと講評しました。 同部会では、多くの部会員が年明けに本格オープンを予定しています。

 成井正志部会長は「他の地域に負けないよう、互いの情報を参考にしながら切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と話しました。