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【広報取材】砂場でのサツマイモ栽培がフィナーレ

サツマイモを収穫する選手と子ども

 相模原市などをホームタウンに活動する女子プロサッカーチーム「ノジマステラ神奈川相模原」が取り組む食農教育事業の収穫イベントが11月4日、南区の同チーム練習場で行われました。同チームは今年、市内を拠点とする焼き芋販売店「かわしまやきいもストア」とタッグを組み、食育や地域住民との交流の場とする「さがみはらさつまいも共創プロジェクト」を立ち上げました。

 同チームでは今年6月、チーム練習場「ノジマフットボールパーク」内で5年前まで使っていた砂場トレーニング場を再利用。植え付けに向けて関係者が除草・耕うん作業してサツマイモ畑へ整備してきました。

 収穫作業には選手・スタッフや練習場近くの児童養護施設「相模原南児童ホーム」の児童ら約40人が参加。作業は同店スタッフによる指導のもと選手がスコップで土を掘り起こし、児童がサツマイモを引き抜きました。作業では「べにはるか」「シルクスイート」約50kgを収穫しました。収穫後は、参加者全員で1年熟成させたサツマイモと2週間前に収穫したサツマイモを食べ比べし、甘みの違いや深い味わいを楽しみました。

 この活動に積極的に参加した南里杏選手は「一から自分たちで作り上げた畑で育ったサツマイモへの愛着は深い。色々な人が携わって作り上げたことを感じながら食べてもらいたいです」と笑顔を見せました。 同チームでは今後、収穫したサツマイモを熟成・加工して、来年3月のホームゲームで焼き芋として販売を予定しています。