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【広報取材】パッケージ一新 全て地場産原料 大和芋プリンいかが

パッケージを新しくした大和芋プリンと佐藤さん

 

 上溝の佐藤智之さんは、規格外のヤマトイモを使った「大和芋プリン」の販売を11月から始めました。かながわブランドに登録されている相模原市特産のヤマトイモ 愛称「さがみ長寿いも」のほか、牛乳、卵を含め、全て市内産のものを使用しています。ヤマトイモの特徴を生かした「粘り気の強さ」と「もっちりとした食感が味わえる」と、令和5年11月から令和6年1月までの3カ月の期間限定で、1000個を販売した話題のプリンです。

 佐藤さんは父と一緒にヤマトイモのほか、ダイコンやジャガイモなどの根菜類を中心に年間15品目を栽培しています。ヤマトイモは、祖父の時代から栽培を始め、圃場(ほじょう)の規模拡大をしてきて60年ほどになるといいます。現在は15㌃の圃場で栽培し、規格外の販売もしていますが、毎年200㌔ほどを廃棄していました。食品ロスを減らすため、2年前から市内の「レストラン灯(あかり)」と商品開発に取り組み、昨年から販売をスタート。地産地消の向上を期待します。

 今年は、さらに幅広い年齢層に手に取ってもらおうと、パッケージのデザインを女子美術大学相模原キャンパスの卒業生に依頼。JA職員も協力し、高級感も感じられ、「さがみ長寿いも」をイメージしたデザインと、若年層の人が商品を手に取りやすいポップな感じの2種類のパッケージが完成。どちらも贈答品としても最適なデザインに仕上がりました。

 佐藤さんは「プリンを通じて、より多くの消費者に相模原のヤマトイモを知ってもらい、消費拡大につながれば」と話しています。

 プリンは、JA農産物直売所「ベジたべーな」、「ベジたべーなmini」で、1個(75g)400円(税込)。「サトウファーム」の名前で、来年1月末までの販売予定です。