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【広報取材】ウイルスから身を守る“手洗いのコツ”

手洗い方法を実践する参加者

 JA女性会大沢支部は10月7日、大沢支店で手洗い講習会を開きました。会員26人が参加。JA神奈川県厚生連相模原協同病院で感染対策室次長を務める神野祐子さんが「インフルエンザ・ノロウイルスから自分を守る“手洗いのコツ”」と題して講演しました。

 神野さんは冒頭、ノロウイルスとインフルエンザウイルスが人体にもたらす症状や主な感染経路、両ウイルスの特徴を紹介。ノロウイルスは症状が消失したあとも便から3~7日程度排出されることや、アルコール消毒が効きにくいことなどを強調しました。

調理作業時の有効策として、次亜塩素酸ナトリウムが含まれる消毒薬を使うことや、食べ物の中心温度を85℃で1分間加熱することなどを紹介しました。

 インフルエンザとノロウイルスの共通対策として、「体調不良時は調理作業をしない」「食べる前や調理前に手洗いや消毒の徹底」などを強調。その後、適切な手洗いがもたらす除菌効果を学び、上手な手洗いの仕方を参加者全員で実践しました。

 神野さんは「上手な手洗いを家庭で実践して、ウイルス感染予防に努めましょう」と話しました。