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【広報取材】ヤマトイモ栽培技術向上へ意見交換

活発な意見が交わされた会場

 麻溝支店管内の農家で組織する麻溝園芸組合は8月21日、同支店で野菜栽培講習会を開きました。組合員10人が参加。

 神奈川県農業技術センター北相地区事務所と同JA営農センター職員の計4人が講師を務め、JA管内の特産品であるヤマトイモや3月どりタマネギの栽培、土壌処理剤の基本的な使い方について学びました。

 講習会の冒頭、農業技術センター職員が種芋腐敗リスクの回避や土中埋設の労力軽減を図ることが出来る「ヤマトイモ種芋の春季切断処理」の方法について紹介。営農センター職員からは種芋コスト低減を目的に数年前より試験栽培を行っている丸種芋生産の現況を報告し、生産者と県職員、JA職員が互いに意見を交わしました。

 続いて農業技術センター職員が、3月どりタマネギに関して今年度実施予定の品種比較試験や高品質生産のポイントを紹介。営農センター職員はJA直売所への出荷を呼び掛けました。

 最後に、土壌処理剤の基本的な使い方について、わかりやすい文献を参考に効果的な散布方法などを紹介しました。

  同組合の座間健一組合長は「生産者、県、JAにとって互いに有意義な意見交換が出来た。今後も仲間同士で切磋琢磨しながら技術を高めて高品質な野菜生産に取り組んでいきたい」と話しました。