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【広報取材】出荷者向け講習会 センチュウ対策を学ぶ
2024.08.28
JAは8月22日、JA農産物直売所「ベジたべーな」で野菜栽培講習会を開きました。出荷者ら26人が参加。講習会の冒頭、直売所スタッフが直売所の売上実績や動向を報告し、出席者へ店頭商品の充実と消費者の期待に応えるため積極的な出荷を呼びかけました。
県農業技術センター北相地区事務所の職員らが、土づくりに係る緑肥等を使用した線虫対策について」と題し講演。センチュウの寄主範囲や特徴、相模原市の特産品であるヤマトイモをはじめとした具体的な被害例を紹介しました。センチュウの防除方法として、マリーゴールドやギニアグラスなどの緑肥作物を活用する防除方法を提案。緑肥栽培は連作障害対策にも効果的である一方、「化学農薬、肥料と違い効果が劣るため完全に置き換えられる訳ではない」「換金作物ではないので経費と労力を試算してから計画する」などの注意を促しました。
その後、肥料や農薬、農業資材メーカーの社員がそれぞれ、JA管内の営農状況に向いている各種商品や効果的な使用法などを紹介しました。
同直売所の安藤圭佑副店長は「講習会で紹介された情報を参考にして、より高品質な作物の栽培に取り組んでもらえれば」と話しました。