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【広報取材】つる返しとクイズで農に親しむ

野菜が水に浮くかクイズを出すJA職員

 JAは8月24日、JA親子農業体験教室「ちゃぐりんフェスタ」の第2回をJA営農センターで開きました。市内在住の親子15組約46人が参加。同教室はサツマイモ苗の定職から収穫まで一連の作業を通じて農業を学ぶきっかけづくりを目指しています。 

 教室では、最初に組織広報課職員が参加者に対し「イチゴはどの野菜の仲間か」など、野菜に関するクイズを出題。続いてキャベツやナス、トマトなど野菜15種類を、水を張った水槽に入れて野菜が浮くかどうか子どもたちに予想を聞きながら実験。予想が当たると子どもたちから歓声が上がりました。

 つる返しでは、職員がつる返しの目的と作業方法を説明し、土のなかで生育途中のサツマイモを堀り上げ、これから本格的に実が大きくなっていくことを紹介。参加者は定植から3カ月弱経過した畑の様子を確認すると、小さなサツマ苗から育った葉の様子に子どもたちは驚きの表情を見せていました。説明後、参加者は一斉に畑に入り、親子協力して20分ほどで作業を終えました。

 JA組織相談部の野中正宏部長は「参加者には普段食べている身近な農作物が、つる返しのような大変な作業を経て収穫されていることを知ってほしい」と話しました。