「ありがとう」と「笑顔」あふれる JA相模原市 金融機関コード:5159

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【広報取材】21年ぶり 職場内報が復活

発刊に向けて最終校正していく職員

 JAは8月13日、職場内報「Re:ぴゅーれ(り・ぴゅーれ)」を創刊しました。21年ぶりに復活した職場内報を通じて、役職員全員がJA運営に対する価値観・考え方を共有することで、盤石な経営体制づくりを目指します。

 JAでかつて発行されていた職場内報「ぴゅーれ」は1998年に創刊。A4サイズ4ページモノクロで、不定期発行ながら2003年まで計12回発行されていた記録が残っています。新採用職員や職員が飼っているペット、趣味などを紹介し「普段見られない意外な一面を知ることできる」など、職員からは静かな人気を誇っていました。

 JAでは今年5月の第61回通常総代会で役員改選が行われ、新執行体制となりました。特に支店職員は常勤役員の人となりを知ることは少ないことが多いため、役員と職員との距離を縮めようとする狙いも職場内報復活にはあります。

 紙面編集は、JAのビジョン「『ありがとう』と『笑顔』あふれるJA相模原市」達成に向け、課題抽出や提案、部署間連携などを推進していく協同活動研究会の職員が担当。常勤役員6人にインタビューを敢行し、インタビュー中の写真撮影には広報担当職員も協力しました。役員就任に対する率直な気持ちやJA経営に対する考え、職員時代の苦労話、職員に期待することなど、それぞれ1時間弱にわたってインタビューしました。

 創刊号は同JAを退職後、常務理事や専務理事を歴任して代表理事組合長に就任した落合幸男組合長が登場。略歴とともに趣味などを紹介し、組合長就任時のあいさつで話した「JAの存在意義」「変化と改革」「楽しく良い仕事」の3点を語っています。

 紙面はA4サイズ1ページフルカラー。JA内のイントラネット上で公開し、職員はパソコンで閲覧します。同紙は今後、1年程度の試行期間中に第6号までは常勤役員の素顔に迫る予定です。以降は事業運営や業務に関する優良事例、プロジェクト活動の進捗状況報告も予定する一方、前組合長や本店各部長へのインタビューも構想しています。

  同研究会の亀﨑敦総務部付課長は「職場内報を通じてJAが目指すものや事業内容などを理解してもらう一つの手段として作成しました。役職員全体で情報共有することで組織の活性化につなげていきたい」と話しています。