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【広報取材】農業用廃プラスチック回収 適正処理を

パッカー車に積み込む職員

 JAでは年2回、農業生産活動で発生した農業用廃プラスチックの回収しています。肥料袋やマルチ用フィルム、育苗箱などに使われる農業用廃プラスチックは、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」などにより、農業者自らの責任での適正処理が求められています。

 回収では20kg用玉ねぎネットを指定し、JA広報誌や園芸組合員への回覧などを通じて周知しています。毎年40~50人の組合員がネットに使用済マルチや肥料袋などを詰め込み、計200~300袋がJA本支店に集まっています。

 処分費用は組合員が1袋924円(税込)で、組合員以外が1320円。JAでは農業者の負担軽減と適正な処理を促すため、組合員の回収分については、1袋396円を助成しています。

 回収を利用する組合員からは「マルチの利用は効率的な農作業には欠かせず、必ず発生するもの。個人では処理が難しいため、JAの回収は助かっています」と胸をなでおろしています。

 7月29日、協力業者と営農経済部職員が各支店を巡回。上半期の回収分として管内組合員22人から集まった137袋を、処分時に障壁となる土や汚れがついてないか確認しながら、協力業者のパッカー車に積み込みました。 営農経済部購買課の小松由美課長は「法律に則った適正処理のため、JAでの回収を利用してもらいたい」と呼びかけています。