「ありがとう」と「笑顔」あふれる JA相模原市 金融機関コード:5159

トピックス

【広報取材】産学連携協定先への食農教育がスタート

ポットから野菜苗を取り出すJA職員

 

 

 JAでは、産学連携協定を結ぶ相模女子大学での出前食農授業に取り組んでいます。今年度は小学部の児童に対し、夏野菜やサツマイモ、大豆、水稲の栽培体験を計画。子どもたちが農や食について学ぶ機会を提供予定です。同部の三橋正英教諭によると、農作業を経験した児童が自宅でも自主的に野菜を育てているなど児童や保護者からも好評で、一定の効果が表れているといいます。

 5月9日には、同部2年生児童約80人にナスやトマト、キュウリなど夏野菜の定植を指導しました。指導役のJA職員は予め用意した5種類の野菜苗を児童に見せ、何の作物の苗かクイズを出題。その後、児童は職員の指導の下、それぞれのプランターにナスやキュウリなどの苗を植えていました。最後に、水やりのタイミングや施肥の仕方などをレクチャー。「ナスとトマトには支柱を設置する」など、成長過程で注意するポイントなどを丁寧に伝えていました。

 営農経済部農業振興課の酒川淳課長は「野菜が育っていく過程を体験し、農業に親しみを持ってもらいたい」と期待を込めています。