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【広報取材】産直サイト代表が講演

会社の成長過程を話す秋元代表

 

 JAの農業経営改善支援センターと認定農業者連絡会は4月18日、JA本店で地域農業の振興や組合員らの農業知識向上などを目的とした研修会を合同で開きました。相模原市の認定農業者や新規就農者、農業経営改善支援活動推進員、JA役職員ら79人が参加。

 講師に国内産直通販サイト「食べチョク」を運営する㈱ビビッドガーデンの秋元里奈代表取締役社長を招き「相模原出身起業家の起業背景と今後の展望について」と題し講演。同サイトは9500軒以上の農家や漁師が登録し、個人や法人に直接商品を販売できることが人気を呼び、消費者へ新鮮な農産物・海産物を届けるツールとなっています。

 同市出身の秋元代表は、創業した経緯や現在までの成長背景などを講演。自身が農家出身で、東京都心で農家が出品した高付加価値の野菜が飛ぶように売れている光景を見たことで、生産者と消費者を直接つなげるシステムを開発しようと考えたといいます。

 起業後は事業の核となるサイトへの出店を生産者に依頼するため全国を奔走し、同時に優秀な社員の獲得や資金調達での苦労などのエピソードを紹介。事業に対する熱い思いを相手に伝えることが重要としました。

 これまでの経験を踏まえ、「居心地の良い領域で満足しているだけでは、今後の成長は見込めない」と力説し、「目標はぎりぎり手が届かなそうなところを常に目指す」「定期的に行動を振り返る」などと強調しました。

  秋元代表は「仕事のスキルは経験を重ねることで後からついてくる。最も大事なのは挑戦するマインドを持ち続けることであり、変化の大きな現代において自分が成長し続けていくためには常に新しい挑戦をしていくことが不可欠」と、参加者にエールを送りました。