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【広報取材】20年以上続く伝統の「花いっぱい運動」

広報誌と種を手渡す大久保組合長(左)

 

 

 

 麻溝台支店では毎年4月、JA広報誌「Potato(ポテト)」の回覧・配布時に、組合員宅の庭や花壇などを彩ってもらおうと、マリーゴールドの種を届けています。

 「花いっぱい運動」と名付けられたこの取り組みは、配布先はJA運営の中核的組織を担うみどり組合や女性会、年金友の会の会員宅など約220軒。少なくとも20年以上前から行われ、種をまく花壇や鉢植えを準備している組合員も多いです。前年咲いたマリーゴールドからこぼれた種が翌年も自生して花を咲かせるなど、組合員宅の軒先にはオレンジや黄色の花弁が彩られる光景が地域住民の目を楽しませています。

 マリーゴールドの種は、草丈がコンパクトで横に枝を広げ、小輪の花を咲かせるフレンチタイプ。配布は、みどり組合員へは支店からのお知らせなどを折り込んだ広報誌と種を地区ごとに仕分けし、支店職員が各地区みどり組合長の自宅を訪問し配布を依頼します。その後、みどり組合長が地区内の班長を巡回し、班長が班内の組合員に届ける仕組み。女性会や年金友の会会員にも回覧・配布し、年金友の会会員で回覧先でない家には郵送しています。

 4月18日、金子尚志支店長が同支店管内・旭地区みどり組合の大久保眞介組合長を訪れ、互いの近況を確認しながら広報誌と種の配布を依頼しました。 大久保組合長は「恒例行事として毎年楽しみにしています。多くの組合員に喜んでもらっている支店の良き伝統として、今後も長く続けていければ」と話しています。