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【広報取材】サツマイモの生長を感じて

家族に定植を伝えるJA職員(右)

 JAは、食農教育事業の一環として「JA親子農業体験教室(ちゃぐりんフェスタ)」を開いています。サツマイモ苗の定植から収穫までの一連の作業を親子で体験し、作物の生長と楽しみながら農業を学ぶきっかけ作りを目指します。今年は、初めて市民からの応募型でイベントを開催し、年3回を予定しています。

 第1回目の定植作業は6月17日、営農センターの圃場でベニアズマ苗1000本を定植。営農指導員らが、参加した市民20家族64人へ丁寧に定植方法を教えました。今後は8月に、つる返し作業、11月に収穫・試食を行います。

 参加した市民は「サツマイモの苗を見るのも初めて。この苗が生長してイモができるのが不思議。収穫まで楽しみ」と笑顔で話しました。

 組織相談部の野中正宏部長は「定植から経験することで、農作物ができる過程を知り、食べ物や農地を大切にする気持ちを育んでほしい」と話しました。