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【広報取材】SDGsと再認識で昨年より7倍の成果 ペットボトルキャップ回収運動

回収BOXを囲む女性会の5役

 JA相模原市女性会の「ペットボトルキャップ回収運動」が前年度に比べ、7倍の回収成果を上げています。SDGsにつながる活動として2021年から力を入れた結果、女性会会員や地域利用者の理解・協力につなげた取り組みとして注目を集めています。

 キャップ回収活動は、SDGsの理念である地球環境に優しい「エコ活動」と世界の子どもたちにポリオワクチンを届ける2重の取り組み。ペットボトルキャップ860個でワクチン子ども1人分として救うことができます。

 同回収運動は2011年から、同女性会員で行っている長年の取り組み。SDGsが注目され、この活動を会員内だけで行うのはもったいないと、支店来店者にも呼び掛けを始めました。2022年には、同JA女性会上溝支部と中央支部、麻溝台支部で、支店に来店した利用者が誰でもキャップを入れられるよう「回収BOX」を支店窓口に設置するなど、積極的に活動。会員の回収率も上昇し、2022年はキャップ302290個、ポリオワクチン約351・45人分相当を回収しました。

 同JA女性会の大久保秀子会長は「会員、一人一人の協力のおかげで大きな成果となった。捨ててしまえば、ただのゴミ。小さいことが世界の子どもたちを救い、SDGsにもつながるこの活動を今後も会員と地域住民へ積極的に呼びかけていきたい」と話しました。

 回収開始(2011年)からの累計は、2675600個、ポリオワクチン3111人分。