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【広報取材】高品質トマトへ圃場巡回
2025.03.12

相模原市園芸連絡協議会ハウス部会、愛称「さがみはらトマト倶楽部」は3月5日、部会員の圃場巡回をしました。会員やJA営農センター職員、行政職員ら14人が参加。
同会は、土壌診断に基づいて栽培作物の種類や土壌類型、目標収量からどのような肥料をいつ、どれくらいの量を与えるかを判断する施肥設計をし、高品質なトマト生産に取り組んでいます。また、市内のトマト消費拡大を図るため、JA農産物直売所「ベジたべーな」でPR販売を例年行っています。
巡回では部会員4人のハウスを訪れ、5月頃の収穫に向けて生育が進むトマトの状況を確認しました。部会員は「品種は何を使っているのか」「ハウス内の温度は何度か」など圃場や生育状況、営農形態について確認し、意見を交わしていました。
その後、さがみ夢大通り支店で開かれた検討会では、神奈川県農業技術センター北相地区事務所の職員が「各圃場それぞれで直売に合わせた仕立て方、農家による細かな栽培管理の違いが見られた。今年は降雨量が少なく乾燥しているため病害虫の発生は少ないが、コナジラミをはじめとした病害虫に注意してほしい」と講評しました。
小山昌悟部会長は「互いの圃場を参考にし、切磋琢磨しながら部会員全体の品質向上に努めたい」と話しました。