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【広報取材】援農ボランティア誕生へ 14人が講座を修了

修了証書を受け取る受講者(左)

 JAと相模原市が協力し、援農ボランティア育成を目指す農業研修講座の閉講式が2月12日、JA営農センターで行われました。

講座は、組合員や地域住民に農業を教え、市内農家の作業を助ける援農ボランティアに育成することを目的に開講しています。

 今年度は3年間の講座を終えた受講生14人が、JAの篠﨑雅夫常務理事から修了証書を受け取りました。今後、全員が特定非営利法人「援農さがみはら」に加入して、新たな援農ボランティアとして農家からの作業依頼に基づき援農活動を始める予定です。

 篠﨑常務は「市内農家の高齢化などで人手が少なる中、援農ボランティアは営農を継続していくためには必要不可欠な存在となっている。3年間で学んだことを実践で発揮してほしい」と激励しました。

 閉講式後、受講生と事務局職員による座談会が開かれました。「受講生を増やすため、市民農園利用者へ講座を紹介したらどうか」「先輩の援農ボランティアと交流して、卒業後のキャリアデザインをイメージしたい」など、受講者一人ひとりが感想や講座を改善に向けた提案などを披露。同センターでは受講生の意見・提案を検討し、今後の講座運営に生かしていきます。