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【広報取材】農業を将来の仕事に 職業体験受け入れ
2024.12.26
中央区東淵野辺で野菜苗やイチゴ摘み取り園などを営む河本ファームは11月21日と22日の２日間、同市の「さがみはら中学生職場体験支援事業」に協力し、同市立大野南中学校の２年生7人を受け入れました。
職場体験は、働くことの意義や今後の進路について考え、社会の一員としてマナーや感謝の心、仕事をやりぬく姿勢を育てるのが目的です。
体験では、同園従業員らが生徒にイチゴ棚へのマイカ線張りや、パンジー・葉牡丹の植え替え、値札の貼り付けなどを体験しました。生徒たちは丁寧かつ迅速に作業を進めていました。
参加した生徒は「イチゴは今まで実がなっているところしか見たことがなく、収穫に向けてとても慎重な作業が必要なことを初めて知った」などと、農業の大変さを実感していました。
同園の小林重治さんは「今回の体験を通じて農業の喜びや大変さを知ってもらい、将来の職業選択時に農業を選んでくれたらうれしい」と話しました。