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【広報取材】スマイルミーティングで 笑顔あふれる職場へ
JAでは今年度から、職員が他部署の同じ担当業務の職員と交流する場を設け、親睦を深めることで互いに気軽に話をすることができる関係性の構築を目指す「スマイルミーティング」を始めました。
JAでは、事業運営や職場改善、人事制度について研究・検討を重ねる「職場改善プロジェクト」の報告からこの企画が実現。「人員不足の支店へ応援で来てくれた他部署の職員と面識が出来たことで、その後困った時に相談できるようになった」などの事例や、忙しい業務中に若手職員から上司や先輩職員にざっくばらんとした話をするのは現実的に難しいことから、全部署で職場の雰囲気作りにつなげようとこの企画に発展しました。
「スマイルミーティング」は原則として5月と11月の年2回、各部門の担当者ごとに開催。参加者は係長級のベテラン職員から入職2年程度の若手職員まで、経験・年齢のバランスを考慮して本店人事課が選定します。参加者は業務上困っていることや成功体験などを事前アンケートに記入し、ミーティング開催時に優良事例などを紹介します。参加者の負担となる実施報告書の作成は原則不要とするのも特徴的です。
情報共有による職員の知識・能力向上も期待しています。異動や担当業務変更に伴う不安な気持ちの解消にも役立つことで、ES(従業員満足度)向上や離職防止、さらにはスムーズな事務処理。組合員・利用者へのより良い提案を通じたCS(顧客満足度)向上も見込みます。
11月20日にJA本店で開かれた初回では、本支店で貯金業務を担当する職員13人が参加。3、4人のグループに分かれて自己紹介後、互いの緊張をほぐす為、コミュニケーションゲームを開催。その後、互いの悩みなど日頃の業務状況などをディスカッションしました。
同プロジェクトリーダーで営農経済部農業振興課の酒川淳課長は「職員同士のネットワークを広げ、気軽に相談できる仲間づくりを通じて笑顔あふれる職場環境になれば」と期待しています。