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【広報取材】農業体験教室最終回 収穫で〆

マルチの剥がし方を実演する職員

 10月26日、JAが(一社)家の光協会の後援を受けて開く親子農業体験教室「ちゃぐりんフェスタ」が終了しました。サツマイモ苗の定植から収穫まで一連の作業を体験し、「食」と「農」の大切さを学ぶきっかけ作りを目指します。毎年リピーターの増加するなど、地域農業の理解に向けて確かな手応えを掴んでいます。

 同教室は6月からスタートし、夏場のつる返しを経て収穫期を迎えました。この日は管内在住の親子12組42人が参加し、サツマイモ収穫体験を行った。指導役のJA職員は掘り取りの前に、参加者が普段量販店で買う野菜は、サツマイモと同じように何カ月もかけて育っていくことを強調。生産者は収穫に向けて数多くの苦労があることを伝えました。

 作業前に職員が畝に敷いたマルチの剥がし方や上手な収穫方法などを披露。参加者は職員の動きを参考にしながらマルチを丁寧に剥がし、サツマイモの肌を傷つけないよう慎重に掘り進めていました。今年は例年より大きく育ち、参加者は「サツマイモが大きくて掘るのが大変」「きれいに収穫できて、うれしい」など、家族で力を合わせて収穫を楽しんでいました。

 八木明彦常務理事は「教室の参加を通じて、食べ物を大切にする心を持ってもらいたい」と話しました。