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【広報取材】農家の1日を紹介

児童に農家の仕事について説明する髙橋さん

 

 渕野辺支店の組合員で、70aの規模で露地野菜や施設栽培のカトレアなどを営む髙橋三行さんは9月19日、地元の市立大野北小学校の3年生児童約140人の見学を受け入れました。

 見学は社会科の授業の一環で行われ、生産現場に携わる農家の工夫などを学ぶのが目的。髙橋さんが予め児童から寄せられた質問を基に農家の1日の仕事として、午前中は収穫や出荷先への納品、その後、畑での作業などを紹介しました。本に書かれている知識や経験を通じて、野菜ごとの最適な栽培方法を習得し実践することが大切としました。

 質疑応答では、児童からは「年間何種類の野菜を作るのか」「水やりは一日何回行うのか」など多くの質問が寄せられ、髙橋さんは丁寧に答えていました。畑を見学し、住宅に囲まれている環境で元気よく育つ作物の様子に驚きの表情を浮かべていました。

  髙橋さんは「市街化が進む中、住宅と隣り合った状況で展開する地元農業をいかに続けていくかを考えてもらうきっかけになれば、うれしい」と話しました。