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【広報取材】職員の知識向上へ 図書コーナー設置

JA本店内に設置した図書コーナー

 

 JAでは、職員の知識向上や能力開発、業務改善などを加速させるため、JA本店の職員食堂に組合内図書コーナーを設置しました。各部署が購入した書籍などを置き、多くの職員が読む機会を作ります。複数の職員が同じ図書を読むことで、知識の共有や図書購入費用の軽減の他、仕事に行き詰った際のリフレッシュや解決のヒント、発想の転換を期待しています。

 JAではこれまで、業務に使用する図書は各部署が費用で購入し、それぞれの部署で管理してきました。そのため、JA全体での購入図書の全体像が”見える化”できておらず、組織にとって有用な図書があっても、多くの職員に読む機会を得られていない状況でした。一方、職員は自己啓発として図書を実費購入していますが、内容によっては他の職員に紹介したいものがあると推測されてきました。

 図書コーナーは約90cm×6列で、現在は(一社)家の光協会出版の図書やSDGs、経営戦略などに関する書籍約100冊が並びます。総務部職員が各部署を訪問し、職員が読み終えた図書や取引先業者から斡旋された冊子などを預かります。様々なジャンルの図書が集まることで、新たな知識の集積や考え方の発見が期待できます。

 各部署だけでなく職員個人が購入した図書の提供も促します。本店職員だけでなく支店職員もどのような図書があるか把握できるよう、JA内イントラネット上で管理する予定。貸出ルールは当面は厳格化せず、本棚の整理整頓など職員の自主性に任せ、コーナーに設置する貸出管理ノートに図書のタイトルや貸出職員名を記載するなど柔軟に対応します。

  図書コーナーの設置を提案した亀﨑敦総務付課長は「図書コーナーの運用を通じて職員のさらなる自己啓発につながれば」と期待しています。