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【広報取材】充電式農機具が好調
JAは昨年5月から充電式農機具のトップメーカー㈱マキタの製品取り扱いを始め、組合員からの好評を得ています。組合員ニーズが多様化する中、幅広い提案をしていくためラインナップの拡充が必要と考え、取り扱いを始めました。現在、JA直売所のイベントや直売所出荷者向けの講習会開催時など、組合員が多く集まる機会に展示予約会を開いています
充電式農機具は「エンジン式と比べて音が静かで早朝から作業できる」「バッテリーが適合すれば、同社製品でバッテリーを共用できる」などのメリットがあります。普段から充電しておけば、すぐに作業に取り掛かることもできます。また、同社ではバッテリー式ランタンなども展開しており、防災意識への高まりにも対応しています。
実際に充電式農機具を利用した組合員からは「エンジン式と比べてガソリンの管理をする必要がなく安全」「女性でも扱いやすい」などと好評です。
これまでエンジン式を長年使っていた組合員が展示予約会で充電式の使用感を体験した結果、所有する複数の農機具を充電式へ一気に移行する例も多くみられます。これまで、剪定ばさみやブロワーなどに組合員からの人気が集まっています。
8月22日にJA農産物直売所「ベジたべーな」で開いた充電式農機具展示予約会では、特設ブースを設置して刈払機や剪定ばさみ、噴霧器など、約40種類の製品を展示。JAの農機担当職員や同社社員が訪問者に充電式のメリットなどを説明し、営農状況やニーズを確認しながら最適な製品を紹介していました。訪問者は展示している刈払機などを手に持ち、実際の使用感を確認。この日、ブースを訪れた組合員ら21人が農機具や部品、予備バッテリーなど50点ほどを注文しました。
JA営農経済部購買課の小松由美課長は「幅広い商品提案と業者と連携したアフターケアの充実で、組合員の期待に応えていきたい」と話しています。