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【広報取材】育休者の不安解消へ 保活座談会が好評
JAでは、JAと育児休暇取得職員との間に、職員のキャリアや復帰部署などでミスマッチが起きないように支援する「パパ・ママ保活座談会」を昨年から開いています。育休者を貴重な人材として捉え、円滑な復帰に向けた丁寧な対応を通じて支援しています。
座談会では同世代の育休者が互いの状況を話し合い、現在抱えている不安などを共有することで、従業員の満足度向上にもつながっています。子連れで気軽に参加してもらい、安心して復帰に向けた流れなどの説明を受けられるよう、会場には子どもたちがプレイマットを敷き、遊べる空間を提供。ジュースやお菓子も用意しました。子どもたちに危険が及ばないよう、同課職員が子どもを見守っています。
8月5日、JA本店で開かれた座談会には、現在育児休業中の職員17人のうち10人が参加。最初に同課職員が保育園入所に向けたスケジュールを紹介し、定期的に市のホームページの確認と申込漏れが無いよう呼びかけました。また、第二希望以下の保育園のリストアップや各園の情報収集もするよう促し、JAと提携する事業所内保育所も紹介しました。
次に、実際に育児休業を取得したJA職員が、復帰に向けて経験したエピソードを披露。第一次募集で人気の駅近くの認可保育園6カ所に申し込むも全て断られたことや、希望する時期での職場復帰に向け、小規模・認可外保育園も予め選択肢として考えておくことなどを強調しました。
最後に、同課管理職と1人10分程度の個別面談を実施。近況や復帰予定日、入所希望保育園などについて聞き取りしました。聞き取りでは「2人目の子どもを考えている」「子どもの体調次第で保育園入所ができないかも」など、今後の採用や配置計画の参考となる育休者の情報も得られています。
総務部人事課の高橋優子係長は「育児休業中の職員もJAにとって大切な人材。きめ細やかなフォローを通じて職員にとって安心して働ける環境作りを目指していきたい」と話しています。