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【広報取材】津久井在来大豆 小学生へ種まき指導

大豆の種まき方法を指導する岡本さん

 

 

 新磯支店の組合員で、新磯地区で酒販売や津久井在来大豆加工食品などを手掛ける「豊国屋」の岡本政廣さんは6月中旬から7月上旬にかけて、中央区の市立富士見小学校の6年生児童33人に対し、津久井在来大豆に関する授業を行いました。

 授業は総合学習の時間で開催。6月19日の事前授業で、岡本代表が同大豆の特徴や大豆栽培で苦労したエピソードなどを披露しました。栽培では土作りが特に大事なことを伝え、乾燥大豆とエダマメを比較。児童は色や豆の固さなどの違いを観察しました。

 児童からは「病害虫対策の効果的な仕方は」「水やりの頻度など、育て方のこつは」など熱心な質問が上がっていました。

 7月3日には、校庭にある4m四方の畑で20cmおきに計約500粒を種まき。児童は指で5㎝程度の穴を掘り、そこへ種を2粒ずつ置いたあとに土を被せました。最後に鳥獣被害防止のため、畑全体をネットで覆いました。

  岡本さんは「大豆が育っていく過程を通じて、農作物を作る大変さや喜びを感じてもらいたい」と話しました。