「ありがとう」と「笑顔」あふれる JA相模原市 金融機関コード:5159

トピックス

【広報取材】砂場をサツマ畑に 児童と植え付け

サツマ苗を植え付ける選手と子ども

 

 相模原市などをホームタウンとして活動する女子プロサッカーチーム「ノジマステラ神奈川相模原」は、市内で農業者の高齢化や後継者不足で継続困難な耕作放棄地を活用し、サツマイモを育てている「かわしまやきいもストア」と協働し、15m×10mほどのサツマイモ畑を同市南区の同チーム練習場「ノジマフットボールパーク」内に作りました。畑作りから苗の植え付け~収穫、実食・販売を通した食育体験を提供し、将来的には収穫したサツマイモで市ブランドの創出を目標としています。

 畑は以前、選手の砂場トレーニング場として利用していて、水はけがよくサツマイモ栽培向きな場所。トレーニング場としての使用を止めてからは草が生い茂っていましたが、この日に向けて関係者が除草・耕うん作業しました。

 6月30日、同チームの川島はるな選手など選手・チームスタッフが、練習場近くにある児童養護施設「相模原南児童ホーム」の児童10人と一緒に「べにはるか」と「シルクスイート」の計100本のサツマイモ苗を植え付け。参加者は慣れない作業に戸惑いながらも声を掛け合いながら楽しんでいました。

 川島選手は「農業経験はありませんが、野菜作りの大変さを少しでも感じることができました。毎日の練習前後に、サツマイモが生長していく姿を見守っていきたいです」と話しました。 同チームでは今後、10月に収穫してホームゲーム開催時に販売予定。その後、このサツマイモを使った加工品の開発・販売も計画しています。