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【広報取材】市内産赤シソが最盛期

赤シソを収穫する佐藤さん

 JA管内で赤シソの出荷が最盛期を迎えています。夏至を迎え、暑さを乗り越えるための梅干しや赤シソジュース作りに欠かせない食材を求める消費者から支持を集めています。

 中央区の佐藤勝さんは、代々続く畑で年間を通じ露地野菜を耕作しています。赤シソは父の代から続け、畑で育てる梅を使った梅干しを作るため、色合いの要となる赤シソの栽培を始めました。

 今年は1列22mを4列作付けしました。3月中旬に種まきし、寒さが和らぐ時期までトンネルで保温。地温管理を徹底することで、100%近い発芽率を誇るといいます。佐藤さんは「10年ほど前に鶏糞を投入して土壌改良したことも大きいのでは」と推察。収穫では、佐藤さんが色味の良い株を選びながらハサミで収穫し、一束300gを目安にテープで束ねます。

 暑さが厳しくなると色味が抜けてしまうため、JA農産物直売所「ベジたべーな」や直売で7月中旬までの販売を見込んでいます。収穫後は葉がしおれやすいため「新鮮なものを食べてもらいたい」と、予約販売が基本。注文を受けて出荷する際には少量が店頭に並び「商品管理に気を配ってくれる直売所スタッフには感謝したい」と笑顔を見せます。

  佐藤さんは「消費者には、夏の味覚である赤シソの爽やかな風味を楽しんでほしい」と呼びかけています。