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【広報取材】市内産イチゴジェラートがお目見え
JA管内で、地元のイチゴ観光農園のイチゴを使ったジェラートを提供するキッチンカーがお目見えしました。素材の良さをそのまま生かした商品作りが特徴で、濃厚なイチゴの味わいが消費者からも評判となっています。
キッチンカー「Miina gelato(ミーナ ジェラート)」を今年3月に開業したのは、緑区の重信美咲さん。週末を中心に市内や周辺の商業施設・公園に出店。5種類程度のジェラート、コーヒーなどのドリンクを販売しています。
重信さんは元々ジェラート店で勤務していた経験があり、退職後は開業に向けて独学で1年学んできました。「地元素材を使用したジェラートを作りたい」と、市内のイチゴを探し求めていたところ、田名のイチゴ観光農園「なるベリーファーム」と出会いました。コクの深い味わいのイチゴと、従業員の来園者に対する“おもてなしの心”に引き込まれ、同園のイチゴの使用を決めました。
ジェラート開発では素材の良さを生かすため、イチゴの味がダイレクトに伝わるような商品作りを心掛けました。現在は週に3~5kgのイチゴを仕入れ、余計な味付けはせず、なるべくシンプルな材料で仕上げました。
5月3日には同園でのジェラート販売を初開催。この日は気温が高かったこともあり、イチゴ狩りに来た家族連れが列を作り、笑顔がこぼれていました。一番人気を誇るイチゴジェラートは、店の看板商品に急成長。イチゴ栽培が5月末で終わるため今シーズンの取り扱いは残りわずかですが、来季以降も提供していく予定です。イチゴフレーバーの終了後は、市内産ブルーベリーを使ったジェラートもラインナップしていきます。
重信さんは「さまざまな場所での出店を通じて相模原産フルーツの魅力を消費者に知ってもらうきっかけにしていきたい」と意気込んでいます。