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【広報取材】野菜苗・花苗の出荷が最盛期

ナス苗を納品する小林さん

 

 「ベジたべーな」で、野菜苗・花苗の出荷がピークを迎えています。夏野菜の栽培に向けた準備を整えようと、週末・平日を問わず開店前から多くの市民が並び、お目当ての苗を探しています。同直売所ではこの盛況ぶりをさらに盛り上げようと、常設販売スペースにテントを増設し対応しています。

 野菜苗・花苗を生産する河本ファームでも連日、早朝から出荷に追われています。同社ではこの時期トマトやキュウリなど10種類以上を生産。同じ作物でも複数品種を取り扱い、それぞれの苗の特徴やおすすめの調理法などを説明するPOPを設置し来店者にPRしています。消費者からの盛況ぶりに、追加の出荷も珍しくありません。

 苗栽培では、温度管理や水やりに細心の注意を払っていますが、今季は暖冬の影響で日々の気温差が激しく温度調整に苦労したといいます。また、資材価格の高止まりが続いているが、努力を重ねて今年は価格転嫁を実施していません。

 例年より2週間程度早い出荷開始となりましたが、出来は上々。昨年同時期に販売した約1万個と同程度の出荷を見込んでいます。 同社従業員の小林重治さんは「激しい気温差で栽培には苦労したが、満足できる品質に仕上がりました。消費者には、家庭菜園などを楽しんでもらいたいです」と話しています。