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【広報取材】大学生らへ地場産もち米の赤飯を振舞う
2024.04.11
新磯支店の組合員で酒まんじゅう店「ふっくら」を営む安藤弘子さんは3月16日、中央区矢部新町の市立青少年学習センターで、相模原市が学業と生活の両立に励む大学生らを応援するための事業に協力。赤飯100パックを手作りし、手渡しました。
この事業は、市内の大学等在学者や市内在住の大学生らが対象。新型コロナウイルス禍における政府の緊急事態宣言や外出自粛要請により、学生のアルバイト先が休業・短縮営業を始めた2020年から、同市が取り組んでいます。事業開始から学生が食材配布に列を作るなど、好評を得ています。
安藤さんは以前もこの事業に協力し、「物価高騰などで日々の暮らしに困っている若者を助けたい」と考え、今回の参加を決めました。赤飯は市内産のもち米を使用。この日は朝4時から仕込みを始め、午前10時の配布開始に間に合わせました。
配付会では、JAや市内農家らが玉子やネギ、サトイモなど新鮮な農畜産物を提供。栄養価の高い津久井在来大豆の加工品も提供されました。その他、フードバンク団体からはレトルト食品なども提供されました。
安藤さんは学生に「勉強頑張ってね」など、声を掛けながら一人ひとり手渡し。安藤さんは「これからも地場産を使った温かみのある食料で、将来ある若者たちが笑顔になれるよう手伝っていきたい」と話しました。