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【広報取材】相模原のキウイを広めたい 児童がPRキャラクター発案
2024.03.28
富士見小学校5年4組の児童34人は3月22日、キウイフルーツを主力に営農する相模原市果実組合の長谷川辰夫組合長へ自分たちが発案した「相模原のキウイフルーツ」PRキャラクターのイラストを贈りました。
採用されたキャラクターは、同市の鳥‟ひばり”とキウイフルーツの断面をイメージして作られました。また名前は、果実の断面をキラキラと輝く宝石に例え、「こうく(相模レッド)」・「こはく(相模ゴールド)」・「えめる(相模グリーン)」と名付けました。
児童たちは、授業の総合学習で市の特産品のキウイフルーツに出会い、おいしさに感動。「もっと多くの人に食べてもらいたい」と、相模原産のブランド化を目指す「相模レッド」、「相模ゴールド」、「相模グリーン」の3品種をキャラクター化にして、親しんでもらおうと考え、普段食べているキウイフルーツが市内で栽培していることに着目。生産者の長谷川組合長から昨年4月から1年間、同授業で剪定や栽培方法、病害虫対策などを学んできました。相模原産キウイフルーツ認知度を調査するため、昨年の7月には相模原市役所前で通行人約150人に対し、アンケートを実施。11月には、同校で開かれたワイワイまつりで、長谷川組合長から贈られたキウイフルーツ100個をPR販売しました。
イラストのデザインにかかわった石川日向子さんは「キャラクターには、色合いとキウイのおいしさが伝わるように工夫した。選ばれてうれしい」と笑顔で話しました。
長谷川組合長は「生産者目線で児童が一生懸命、考えてくれた熱意が伝わった。相模原産キウイフルーツの認知度を広め、ブランド化を目指したい」と話しました。キャラクターは今後、同組合のホームページやブログ、商品袋にシールを貼ってPRしていく予定です。