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【広報取材】書道同好会30周年を祝い展示　女性会渕野辺支部

　女性会渕野辺支部書道同好会は今年発足30周年を迎え、11月３日に渕野辺支店で開かれたJAまつりで、記念を祝う盛大な作品展示をしました。

同会は平成６年に発足し、会員は現在8人。「綺麗な文字を書きたい」「精神的にも充実したい」と、加入希望する会員が多いです。会員皆和気あいあいとした雰囲気ですが、一度筆を手にすると集中力を高めるため、会場は張り詰めた空気が包み込んでいます。活動のマンネリ化を防ぐため、半紙だけでなく団扇や羽子板、葉書、皿などに文字を書いてきました。

　展示では会員と講師が活動で制作してきた作品50点以上が並びました。活動の様子を撮影した写真や過去に掲載された新聞記事、広報誌も置かれ、会場を彩りました。会場を訪れた会員らが当時を懐かしむように作品を眺めながら語り合っていました。

　講師を約25年務める書道家の中川玲翔さんは「活動は月1回だが、会員が次回に向けて自宅で熱心に練習してきた成果が作品に表れています。今後は会員の考えを尊重しながら素晴らしい作品を書けるようにサポートしていきたい」と激励しました。

　河本京子会長は「30年続けることができたのは、活動場所を提供してくださる支店皆さんのおかげ。会員全員が楽しく書に向かい合うことを大切にしていきたい」と話しました。