Potato R2年12月号
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県内農業・JA運動に貢献した方々を表彰畑に映える真�赤な赤カブ! 県内農業・JA運動を実践された組合員・役職員の功績を称える県農協中央会長表彰の受賞者が決定しました。 例年であれば、11月に開かれる神奈川県農協大会に受賞者・関係者が集まり表彰セレモニーが開かれますが、今年度は新型コロナウイルス感染者が依然として報告されている状況を踏まえ、大会自体が中止となりました。 当JA組合員受賞者の方々につきましては、11月26日に小泉幸隆組合長と落合幸男専務理事が中央会会長に成り代わり、受賞者に表彰状と記念品を直接手渡し、一緒に受賞を喜びました。受賞者は次のとおりです。(敬称略) 井上金治、横田欣一、遠藤友子、後藤勝、根岸光、大谷京子、山口曻、木崎己何、佐藤忠孝、原恒夫、嶋野猛、河本耕生、大塚三枝子、渋谷典彦 田野倉達郎、桐生憲昌、島影哲也、古澤麻美、吉川貴子、須田悦子、松下裕子、的場さゆり、藤原ひとみ、白井隆司 当JAの相模原市農政対策委員会は12月4日、本村賢太郎相模原市長を訪れ、令和3年度農林予算補助金要望書を手渡しました。要望額は全体で5205万円となっています。 主な内訳は、耕種では営農指導員設置事業や援農システム整備事業、野菜振興対策事業など12事業2648万円。 畜種では酪農振興対策事業や近代化設備推進事業など5事業2437万円。加えて、ブランド化・6次産業化推進等業務委託に120万円を要望しています。■組合員等農協関係者■農協職員令和3年度農林予算補助金要望書を提出今月の表紙表彰状を受け取る山口さん(左)本村市長(右)へ要望書を手渡す 丸々と実った赤カブを生産するのは、大野地区にお住まいの林秀宣さん。元々は公民館の職員でしたが、農業研修講座や援農ボランティアを経て平成27年に新規就農。今年で6年目を迎えました。 林さんは約200㌃の畑で、小松菜や水菜をはじめとした葉物野菜を中心に年間20〜30品目生産しています。量販店では一つの野菜が通年で店頭に並ぶ時代になりましたが、露地栽培が主力の林さんは、野菜の“旬”の大切さについて改めて感じたそうです。 ニンジン栽培では、透明マルチを使用した太陽熱消毒を行うなど、減農薬に注力した営農を心掛けている林さん。出荷時の見た目にとても気を使い、商品の袋詰めの際には消費者が思わず手を取りたくなるような美しいパッケージとなるようこだわっています。 忙しい営農の傍ら、JA青壮年部をはじめとした各組織にも加入し、仲間との交流も図っています。また、地域貢献の一環として相武台団地近くで月1回行われているこども食堂への食材提供も始めました。 今回ご紹介した林さんの赤カブ。種は寒さに強い品種を選び、年明けまでの出荷を見込んでいます。畑から収穫後にサッと水洗いしたところ、写真のとおり陽の光を浴びて輝かしい色を放っていました。 林さんは「多くの方に私の野菜をお買い上げいただき、ありがとうございます。皆さんに喜んでいただけるような新鮮な野菜の出荷を目指すとともに、相模原農業の魅力をPRしていきたいですね」と話しています。Po ta to2 JAでは、冬季の消費電力増大に対する地球温暖化防止・環境対策の一環として、令和3年3月31日までの期間中、室内温度の設定や節電の励行、職員のウォームビズに取り組んでいます。JA本・支店へ来店される皆様のご協力をお願いたしします。ウォームビズ等省エネルギー対策の実施について

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