令和2年度ディスクロージャー誌
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 当JAでは、収益発生を意図し能動的な要因により発生する信用リスクや市場リスク及び流動性リスク以外のリスクで、受動的に発生する事務、システム、法務などについて事務処理や業務運営の過程において、損失を被るリスクと定義し、管理しております。 事務リスク、システムリスクなどについて、事務手続を整備し、その有効性について自店検査を実施するとともに内部監査を受け、事故・事務ミスが発生した場合は速やかに状況を把握する体制を整備して、リスク発生後の対応及び改善が迅速・正確に反映ができるよう努めています。 ◇金融ADR制度への対応①苦情処理措置の内容 当JAでは、苦情処理措置として、業務運営体制・内部規則等を整備のうえ、その内容をホームページ・チラシ等で公表するとともに、一般社団法人JAバンク相談所やJA共済相談受付センターとも連携し、迅速かつ適切な対応に努め、相談・苦情等の解決を図ります。②紛争解決措置の内容 当JAでは、紛争解決措置として、次の外部機関を利用しています。<信用事業> ・神奈川県弁護士会紛争解決センター(電話:045-211-7716) 同センターでの和解あっせんを希望される場合は、①の窓口または一般社団法人JAバンク相談所(電話:03-6837-1359)にお申し出ください。なお、同センターに直接お申し立ていただくことも可能です。<共済事業> ・(一社)日本共済協会 共済相談所(電話:03-5368-5757) https://www.jcia.or.jp/advisory/index.html・(一財)自賠責保険・共済紛争処理機構 http://www.jibai-adr.or.jp/・(公財)日弁連交通事故相談センター http://www.n-tacc.or.jp/・(公財)交通事故紛争処理センター http://www.jcstad.or.jp/・日本弁護士連合会 弁護士保険ADR https://www.nichibenren.or.jp/activity/resolution/lac.html 上記機関のご利用を希望される場合は、JA共済相談受付センター(電話:0120-536-093)または各機関のホームページをご覧のうえお申し出ください。◇内部監査体制 当JAでは、被監査部門から独立した内部監査部門を設置し、経営全般にわたる管理及び各部門の業務の遂行状況を、内部管理態勢の適切性と有効性の観点から検証・評価し、改善事項の指摘などを通じて業務運営の適正性の維持・改善に努めています。 内部監査は、JAの本店・支店等のすべての事業所・部門を対象とし、理事会承認を得た年度監査計画に基づき実施しています。監査結果は組合長に報告し、監事に提出するとともに、定期的に理事会に報告しております。 また、監査結果については被監査部署に通知のうえ改善への取り組みを求めるとともに、その改善取り組み状況をフォローアップしております。12当JAの相談・苦情等受付窓口は管理部リスク管理課電話:042−755−8723 <月〜金 午前9時〜午後5時(金融機関の休業日を除く)>

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