平成31年度ディスクロージャー誌
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  ◇農畜産物対策◇    あわせて、新規就農者が地域に根差し調和のとれた農業を営むことのできる学習の場となる相模原市新規就農者連絡会を支援しました。現在会員は6名となっています。 農産物直売所「ベジたべーな」を拠点に、消費者への安全・安心な農畜産物の供給と農家所得向上につながるよう279名の出荷者の協力を得て「さがみはらのめぐみ」の地場消費拡大につとめ、各種イベントで消費者との交流を深めました。 また、やまといも、さがみグリーン等の特産品の普及につとめるとともに、地域貢献活動の一環として近隣の幼稚園児等を招き七夕や行政と連携した家庭ごみの分別・削減などのイベントを行いました。 さらに、高乳質を確保するため、優良精液、牛郡検定、優良牛の導入を実施しました。  農地利用集積円滑化事業による農地の流動化と有効利用の促進をはかるとともに、神奈川県農地中間管理機構から同事業の一部受託契約を更新して、農地相談窓口の一本化により組合員の利便性向上をはかりました。 さらに、農地の荒廃化対策の一環として、市民が「農」にふれあえる場となるJA貸農園(12農園96区画)の管理運営につとめました。 また、農業従事者の高齢化や後継者不足による労働力不足に対処するため、市民を対象とした農業研修講座を開催し援農者の育成とNPO法人「援農さがみはら」を支援した結果、現在援農ボランティア登録者は87名となりました。 ◇担い手の育成◇   組合員後継者や多様な担い手を対象に野菜栽培講習会や農家の労働力不足に対処する援農ボランティアの育成のため、農作業のお手伝いを希望する市民を対象にした農業研修講座を開催しました。また定年帰農者や農業機械の操作に不慣れな農家家族等を対象に農業機械安全操作講習会を開催し、農作業事故の防止につとめました。さらに新規就農希望者のために実地で1年間にわたる生産から販売までの農業研修の受け入れも行います。 ◇営農支援◇ 62.農業振興活動 ◇安全・安心な農産物の生産振興◇   安全・安心な農産物の供給のため、生産履歴記帳の徹底と記帳用紙の回収点検に取り組むとともに、農薬庫の巡回点検や各種研修会を通じて、適正な農薬使用やGAP(農業生産工程管理)および農産物表示の指導につとめました。また、環境に配慮した低農薬栽培や土壌診断・線虫検査と合わせ環境保全型農業関連資材の導入を指導しました。

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